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タイルの浮きが赤外線調査でどれほどわかるのか?

こちらの建物は2019年10月にお問い合わせを頂き11月に赤外線調査を実施させて頂きました集合住宅となります。

赤外線画像

赤外線画像1

打診調査

打診調査

 

 

 

 

 

 

竣工より約50年経っており、今回ご依頼頂いた調査目的が修繕目的だった為、
赤外線調査ではなく次にコストを抑える事ができ、調査精度の高いロープ打診調査をおすすめさせて頂いておりました。

またタイルの色調に濃淡がある事によりタイル表面の色調が原因で温度差が出ると予想しておりました。(画像右側参照)

ただ、上記の様な事を踏まえたうえで赤外線での実施を希望された為、
赤外線で調査を行った結果、浮きと思われる箇所が広範囲で確認する事ができました。

通常、赤外線で撮影した場合、上の階にいくにつれ温度は低く表れます。
但しこちらの画像(赤外線画像1)で確認できます通り、上の階でも温度分布が高く表記されている箇所がわかります。

また、赤外線画像の赤色より白色の箇所はさらに温度が高く、
白色の箇所に関しては浮きしろ(※1.コンクリートと下地モルタルの間の空間)が大きく
タイルが剥落する可能性もある程の浮きと判断しております。

そもそも赤外線カメラでの調査は全てのタイル・モルタル浮きが100%確認する事は難しいです。
浮きには下地浮きから陶片浮き、下地がALCだったりタイルの張付け方も様々です。

竣工時の資料が残っていない事も多々あり、仕様も変更されていることもあります。

その中で赤外線調査の位置づけとしてはこちらの建物の様に
早急に修繕工事をする必要がある様な大きな浮きの範囲や浮きしろが大きい箇所(タイルが剥落する等の危険な箇所)はあるのか?
といった目的で赤外線調査を選ぶ事がひとつの条件としてあると考えます。

赤外線調査の場合、周りに隣接している建物があり壁面に日が当たらない。

タイルの表面に艶があり光を反射する等、条件上、赤外線で調査を行う事が難しい場合もありますが、
そういった場合は他の外壁調査方法もご提案させていきながら
ベストな外壁調査をさせて頂きたいと心掛けております。

※1.ここではコンクリートと下地モルタルの間の空間と説明しています。

 

 

赤外線画像

赤外線画像2

 

 

 

 

 

 

 

またこちらの(赤外線画像2)集合住宅は12月中頃に赤外線カメラにて外壁調査を行いました。

赤外線調査の場合、冬場の平均気温が低い時期はなるべく調査を避けたいのですが、
寒い時期でもこのように太陽光が壁面に照射し壁面の温度分布がでている事が確認できます。
(北面や影になる箇所は難しいです)

この様に赤外線調査は条件によりますが、
コストを抑えてご依頼者様の希望に沿った調査が可能になる調査方法のひとつだと考えております。

 

 

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