2021年8月【愛知県】名駅前商業施設の外壁調査(ロープ・赤外線併用)
- 外壁赤外線調査
建物住所 :愛知県名古屋市中村区
調査対象 :タイル面
調査面積 :約1500㎡
調査目的 :特定建築物定期報告
愛知県名古屋市の名駅前の商業施設の外壁調査を、ロープ打診と赤外線カメラ撮影の併用にて行いました。
特定建築物定期報告の為の調査でしのたで、当初は赤外線調査にてご要望いただいておりました。
現地を確認すると一面のみ赤外線撮影が困難であったため、当該面のみロープアクセス工法での打診、その他の箇所を赤外線調査で実施することをご提案させていただきました。
※赤外線調査では、撮影位置と撮影対象面との角度は、外壁法線を0°とした時、光軸中心で測定角度(水平・垂直方向とも)30°以内が望ましい為(ただし、やむを得ない場合は45°以内まで許容できる。)
赤外線調査の結果では、一部浮きと思われる温度分布が確認できました。
ロープ打診調査の結果ではタイル浮きが多く確認され、一部剥落の危険性のあるタイルもあり、緊急的に撤去対応させていただきました。
その他外壁面以外の箇所として、屋上でドレンの詰りによるオーバーフローや鉄部の錆、内壁の爆裂なども確認されました。
以上の結果から、緊急を要して対応が必要な危険箇所はありませんでしたが、今後は定期的な経過観察とともに修繕計画をを立てられることをお勧めさせていただきました。
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