大規模修繕の工事費が高騰している理由とは?資材不足と世界情勢の影響が今後も続くのか。
近年、マンションの大規模修繕や外壁補修工事において、
「以前より見積もりが高い」と感じられる管理組合様が増えています。
実際に、建築業界では資材価格の高騰や人手不足が続いており、
さらに現在は世界情勢の影響により、
補修の際に使用する材料の供給自体が不安定な状況となっています。
なぜ工事費が上昇しているのか、そして今後どう考えるべきかを解説します。
■ 建築資材が高騰している3つの理由
① 資材価格の上昇
鉄やアルミ、樹脂系材料(防水・シーリング材)など、
多くの建築資材がここ数年で大幅に値上がりしています。
特に外壁補修で使用する材料は輸入に依存するものも多く、円安の影響を直接受けやすい状況です。
② 職人不足による人件費の上昇
建設業界では慢性的な人手不足が続いています。
とくに若い方の入職が少ない一方で、ベテラン職人の引退が進んでおり、
結果として人手不足となり人件費が上昇しています。これからはさらに生成AIから、自律的にタスクをこなす「AIエージェント」が進みブルーカラーの需要はますます高まると予想されます。
③ 世界情勢(戦争)の影響
現在の世界情勢により、資材の供給ルートに影響が出ています。
- 原材料の輸出規制
- 輸送コストの上昇
- 納期の長期化
これにより
「価格が上がるだけでなく、そもそも手に入りにくい」状態になっています。
■ では実際どれくらい工事費は上がっているのか?
一般的に、ここ数年での上昇幅は
- 小規模補修:約15〜25%増
- 大規模修繕:約20〜35%増
- 条件によっては:40%以上のケースも
これは一時的ではなく、
今後も継続する可能性が高いと考えられています。
■ 今後の大規模修繕で重要な考え方
「全部やる」から「必要な工事だけやる」へ
これまでの大規模修繕は
👉 一律で全体改修を行うケースが一般的でした。
しかし現在は
- コスト上昇
- 修繕積立金不足
の影響により、
「本当に必要な工事だけを選ぶ」ことが重要になっています。
■ 弊社の取り組み(他社との違い)
当社では
- ロープアクセス工法(足場不要)による外壁補修(主にタイルやシーリング工事)
- ロープアクセス工法による事前調査
- 劣化状況に応じた最適設計
により、
必要な工事を選定、全体コストを抑えるご提案を行っています。
現在の建設業界は
- 資材価格の高騰
- 人手不足
- 世界情勢の影響
により、この数年は特に工事費は上昇傾向にあります。
しかしその中でも
適切な事前調査と設計によって、コストを抑えれるようにご提案させて頂きます。
修繕積立金をなるべく抑えながら、次回の大規模修繕も見据え、
“もし自分が住んでいるマンションだったらどう考えるか”という視点で、
私たち従業員一同が真剣に向き合い、ご提案させていただきます。



