Matrice30T【ドローン外壁調査のメリット・デメリット】
「Matrice30T」
先日ついに新たにドローンの機体「Matrice30T」を購入しました。
「Matrice30T」は赤外線カメラを搭載した機体で、可視画像による空撮、目視調査だけでなくドローンに搭載できる赤外線カメラでは最も解像度の高いカメラで赤外線調査も可能な機体です。
今までは協力会社様に応援に来ていただいて、ドローンでの外壁調査をすることもしばしばありました。
Matrice30Tを買ったからにはもう完璧!!
とまではもちろん言いませんが、自分たちでも精度の高い調査が行えるようにとの思いで購入させていただきました。
「Matrice30T」導入講習会
さて「Matrice30T」の性能も改めて講習を受けてきました。
改めて講習を受けていますと覚えていることでも再確認が出来ますし、そういえばそうだった!というようなこともあり、とても充実した内容でした。
初めて操縦するMatrice30Tは少し緊張の中での操縦となりましたが、一度講師の方と一緒に操縦しておくのと、いきなり自分たちだけで操縦するのは全然違いますので、これも良い機会となりました。
ドローン赤外線調査のメリット・デメリット
ドローンによる外壁調査ですが、メリットだらけでデメリットが一切ないということはもちろんありません。
よくドローンで調査をお願いしたいとのお問い合わせをいただくのですが、対象建物の場所などによっては実現できない場合もあります。
ドローン赤外線調査のメリット
・仮設足場、ゴンドラ、ロープなどを利用した直接打診に比べるとコストを大幅に削減できる。
・定期報告での調査方法として認められている為、10年毎の定期調査にかかるコストを削減できる。
・高層建物の調査の場合など、地上から行う赤外線撮影に比べ、理想的な角度での撮影が可能になる。
・非接触で広い面積を短時間に調査できるので作業効率が良い。
・判定値は静止画像・動画として記録・保存・再生が可能。
・調査員が高所に上がる必要が無い為、高所作業のリスクを軽減できる。
ドローン赤外線調査のデメリット
・直接打診に比べ精度は落ちる
・搭載できる赤外線カメラのスペックが地上からの赤外線カメラより落ちるケースがある
(弊社が使用している地上からの赤外線カメラ:FLIR T1040に比べるとスペック(熱画像解像度)は落ちます。)
・天候に左右されやすく、強風、曇天時は撮影不可となります。
・ドローンを飛ばせる場所に制限がある。(空港周辺等は飛行制限があります。)
・飛行計画の作成、周辺の建物利用者様への周知など準備に時間がかかる。
・ビル密集地域など、建物間の距離が狭い場合は安全に飛行できない可能性がでてくる
調査目的に応じてドローンでの調査を選択するか、また別の方法で調査するかもとても重要になります。
Takaoプランニングでの主な調査方法は
弊社で行う主な外壁調査の方法は
・赤外線調査(地上から撮影)
・ロープ打診調査(ロープアクセス工法)
・ドローン赤外線調査
の3つを軸に調査目的に合った調査方法をご提案し、業務を安全に遂行させていただきます。
どの方法が望ましい下記をご参考ください。
年度末の3月末まではまだ日程も空いていますので、外壁調査をご予定の際はぜひお問い合わせください。
また、弊社は全国どの地域でも対応可能ですので外壁調査のことでお困りごとがありましたらぜひお問い合わせください。