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Matrice30Tによるドローン外壁調査のメリットとデメリット | 外壁調査はTakaoプランニングへ

2024.11.22

新しいドローン「Matrice30T」で外壁調査の精度向上!

Takaoプランニング株式会社では新たにドローン機体「Matrice30T」を導入しました。

このドローンは、赤外線カメラを搭載しており、可視画像撮影に加えて、高解像度な赤外線画像を提供します。これにより、ドローンによる外壁調査の精度が大幅に向上しました。

今までは協力会社様に応援に来ていただいて、ドローンでの外壁調査をすることもしばしばありましたが私たち自身で精度高い調査が可能になりました。外壁調査における新たな技術を活用し、より効率的で信頼性の高いサービスを提供できるようになっています。

「Matrice30T」導入講習会

「Matrice30T」の性能をフルに活用するために、改めて講習を受けました。操縦技術やカメラ設定などの再確認を行い、さらに自信を深めました。特に、初めてMatrice30Tを操縦する際、講師と一緒に実践することで、機体の特性や操作感覚をしっかり掴むことができました。

ドローン赤外線調査のメリット・デメリット

ドローンによる外壁調査ですが、メリットだらけでデメリットが一切ないということはもちろんありません。
よくドローンで調査をお願いしたいとのお問い合わせをいただくのですが、対象建物の場所などによっては実現できない場合もあります。ドローン外壁調査のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。

ドローン外壁赤外線調査のメリット

コスト削減:仮設足場、ゴンドラ、ロープなどを利用した直接打診に比べるとコストを削減できる。
また定期報告での調査方法として認められている為、10年毎の定期調査にかかるコストについても削減できる。
さらには外壁調査の際に屋上やなかなかアクセスし辛い箇所の点検も同時にできる。
高層ビル調査:高層建物の外壁調査において、地上からの赤外線撮影では難しい角度での調査が可能となる。
短時間で広範囲調査:非接触で広い面積を短時間に調査できるので作業効率が良い。
記録・保存・再生:判定値は静止画像・動画として記録・保存・再生が可能。
安全性の向上:調査員が高所に上がる必要が無い為、高所作業のリスクを軽減できる。

ドローン外壁赤外線調査のデメリット

精度の低下:直接打診に比べ精度は落ちる
機材の制約: ドローンに搭載可能な赤外線カメラのスペックは、地上の高性能カメラに比べると
落ちることがあります。(弊社が使用している地上からの赤外線カメラ:FLIR T1040に比べるとスペック(熱画像解像度)は落ちます。)
天候:天候に左右されやすく、強風、曇天時は撮影不可となります。
飛行制限区域::空港周辺など飛行制限区域が存在します。また都心部のビル密集地域などは
電線の影響もあり安全に飛行できない為、飛行不可となる可能性がある。
準備の手間:飛行計画の作成、周辺の調査及び周知など準備に時間がかかり、
その分は地上よりの赤外線調査と比較するとコストがかかってしまう。

 

外壁の調査目的に応じてドローンでの調査を選択するか、また別の方法で調査するかもとても重要になります。

Takaoプランニングでの主な調査方法は

当社が行う主な外壁調査方法には、主に以下の3つがあります

  • 赤外線調査(地上からの撮影)
  • ロープアクセスによる打診調査(ロープ工法)
  • ドローン赤外線調査


の3つを軸に調査目的に合った調査方法をご提案し、業務を安全に遂行させていただきます。

目安となる金額も下記に記載させて頂いております。調査目的に合った方法を下記よりご参考ください。
(外壁面積は約1000㎡と想定)

地上からの外壁赤外線調査20万~40万円 ※定期報告におすすめ
ロープアクセス工法による打診調査35万円~50万円 ※大規模修繕前の調査におすすめ
ドローン外壁赤外線調査35万円~55万円 ※定期報告におすすめ+屋上点検等も同時にできる
※金額は調査~報告書となり、遠方の場合等、諸経費がかかる場合がございますので詳しくは「お見積もり・お問い合わせ」より無料見積もりのご依頼をください。

  • 精度: 精度を最優先する場合は、ロープアクセス工法による打診調査が最も信頼性が高いです。大規模修繕前などの劣化数量をしっかり把握して頂く際におこなう事が多いです。
    しかし、特定建築物定期調査の為の調査や予算や時間に余裕がない場合は、地上からの赤外線調査・ドローン調査を選択して頂くパターンが多いです。
  • 工期: 工期の短縮を優先する場合、赤外線外壁調査・ドローン調査が最も迅速で効率的です。

調査の目的や建物の種類に応じて、最適な方法を選ぶことが重要です。


ドローンによる外壁調査をご検討の方は、ぜひお問い合わせください。全国対応可能で、外壁調査に関するお困りごとも迅速に対応いたします。

お見積もりは無料です。

国際標準化機構(ISO)18436-7
世界標準の赤外線技術資格の元、赤外線カメラを扱っております。

大阪本社 TEL.06-6444-0800

東京事務所TEL.03-3556-2307

営業時間 9:00~18:00(土・日・祝除く)