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外壁打診調査の単価を種類別で解説!調査方法の選び方や実際の流れ

2025.03.21

外壁打診調査の費用の内訳

外壁打診調査の費用や工法について、どのように選ぶべきか悩んでいる方も多いでしょう。建物の安全性を確保するには、適切な調査方法の選択が重要です。

建物の規模や状況に応じて、ロープや足場、高所作業車などの工法があり、それぞれ特徴や費用が異なります。

しかし、どの工法を選ぶべきか、予算はどのくらい必要なのかなど、判断に迷う方も少なくありません。

この記事では、外壁打診調査の費用内訳、工法の特徴、選び方のポイントを解説します。

外壁打診調査の費用の内訳

外壁打診調査の費用の内訳

外壁打診調査の費用は、建物の規模や高さ、必要な機材や人員によって変動します。一般的には、足場費や人件費、道具や機器の使用料、諸経費などが主な内訳です。

以下は主要な項目と費用目安の一例です。

項目 内容 費用の目安
仮設足場費 足場の設置・解体にかかる費用 数十万円~数千万円
人件費 作業員や専門スタッフの人件費 規模に応じて増減(1人あたり日当2万~3万円等)
機器・道具使用料 打診用ハンマーや昇降装置、測定器などの使用料 数千円~数万円程度
安全管理・保険関連 ヘルメットや安全帯などの装備、作業保険料など 数万円~
報告書作成費 調査結果をまとめた文書や写真の作成、提出にかかる費用 数万円~10万円前後
諸経費 現場移動費や交通費、雑費(消耗品など) 数万円程度

事前に報告書作成費や交通費などを含めた総額を確認しておかないと、後から追加費用が発生し、予算を超過する可能性があります。

特に仮設足場を利用する場合は設置と解体に日数がかかり、工期が長引くほど人件費も増えるため注意が必要です。

反対に、ロープやブランコを用いた調査なら足場代を抑えられるケースがあるものの、高所での作業には専門技術が必要で、安全管理面での費用がかかる可能性もあります。

外壁打診調査の単価

外壁打診調査の単価

外壁打診調査の単価は、1㎡あたり200円〜700円程度と打診方法によって幅があります。ここでは、使用する機材や工法ごとに単価の違いを紹介します。

ロープを使った調査

ロープを使った調査は、建物の屋上などからロープを垂らして作業員が降下しながら打診を行います。ロープ打診調査の単価は、1㎡あたり200〜500円程度です。

仮設足場を組まずに済むため、足場費の削減につながる点がメリットです。

ただし、ロープ作業には高い技術力と安全対策が必要で、経験の浅い業者では危険度が増す恐れがあります。

また、ロープを扱えるスペースや建物の形状が限定的だと、作業時間が長引いたり別の工法を併用せざるを得なかったりする場合もあります。

ロープ打診調査を行う前には、その建物で実施可能かどうかの屋上等の現地調査が必要です。

仮設足場を使った調査

仮設足場を使った調査は、外壁に直接アクセスしやすく、広い面積を安定的に打診できる方法です。おおよその単価は、1㎡あたり250円〜400円程度です。

足場上で打診場所を自在に移動しやすいため、丁寧な検査を行える点が利点といえます。

しかし、足場の設置や解体に日数を要し、人件費もかさむ他、工事期間が長期化しやすい点がデメリットです。

高層建物ほど足場費が上昇し、一度に数百万円以上になることも珍しくありません。総額では最も費用がかかるケースが多い工法です。

高所作業車を使った調査

高所作業車を使った調査は、車両の作業台から外壁に近づき、打診を行う方法です。

単価としては、車両レンタル費用と作業員の日当を合わせ、1㎡あたり300円~600円程度となります。

足場設置の手間を省きやすく、比較的短時間で調査を完了できる利点はありますが、道路使用許可や駐車スペースの確保など、現場環境によっては事前準備が必要です。

車両が届く高さや地形的な制約により、全ての部分をチェックしにくい場合もあります。建物によって適用しづらい点に留意が必要です。

ゴンドラを使った調査

ゴンドラを使った調査は、建物の屋上や屋根に設置した支点からゴンドラを吊り下げ、作業員が乗り込んで打診を行う方法です。

ゴンドラのリース費や操作担当者の人件費も加わるため、1㎡あたり300円〜700円になるケースが多い傾向にあります。

高層ビルなどでも安定した作業がしやすい一方、ゴンドラの設置に必要なスペースや、吊り下げ設備を確保するための手間や費用がかかる点が難点です。

また、作業効率は比較的高いものの、建物の形状や風の影響で移動が制限され、結果的に日数が増えるリスクがあります。

ブランコを使った調査

ブランコを使った調査はロープアクセスの一種で、作業員がブランコ状の簡易シートに腰掛けて外壁を打診する工法です。(現在は採用している業者は少ない)

他の調査方法に比べて費用は安く、1㎡あたり200円〜400円程度が相場です。

足場を組む必要がなく、狭い敷地でも実施しやすい特徴がありますが、高所作業のリスクが高いため安全措置が欠かせません。

ロープの取り付け場所や建物形状によっては、調査できない箇所が出てくる可能性もあります。

外壁打診調査の特徴

外壁打診調査の特徴

外壁打診調査は、パールハンマーなどを用いて外壁を軽く叩き、その音の響きから浮きや剥離の有無を見極める方法です。ここでは、先ほど挙げた各工法の特徴を簡潔に解説します。

ロープを使った調査

ロープを使った調査は、足場を組まないため初期コストを抑えやすく、狭い敷地でも実施しやすい点が特徴です。

調査後に足場を解体する必要がないため、他の仮設費用がかかる調査方法と比べて時間もカットできます。

ただし、作業員が建物の外壁を上下に移動しながら作業するため、高い技術力と厳密な安全管理が欠かせません。

ロープを吊れる場所が限られる物件では、部分的に調査を行うに留まる可能性もあります。

工期は比較的短く済む場合がありますが、建物の高さや形状によっては日数が延びることもある方法です。

仮設足場を使った調査

仮設足場を使った調査は、外壁全体を安全かつ安定的に打診できる点がメリットです。

作業員が足場上を移動しやすいため、細かな箇所まで丁寧に検査を進められることが期待できます。また、天候に左右されにくい点もメリットの一つです。

しかし、足場の設置や解体には日数を要し、工期中は建物周辺の景観を損ねたり、居住者の出入りに影響したりする点がデメリットです。

足場費が最も大きなコストとなることも多く、大規模な建物ほど単価が上昇しやすい工法です。

高所作業車を使った調査

高所作業車を使った調査は、足場設置の時間や費用を削減しやすい一方、車両のアームが届く高さや角度に限界がある点が難点です。

道路の使用許可や周辺環境の制約をクリアできなければ調査が行えない場合もあります。

小規模な建物や中層程度の高さの外壁には向いていますが、大規模マンションや超高層ビルでは対応が難しくなる傾向にあります。

狭い路地や駐車スペースが確保できない現場では、選択肢から外れる場合もあるため注意が必要です。

ゴンドラを使った調査

ゴンドラを使った調査は、大規模な高層建物でも比較的広範囲に対応できる工法です。

作業員が安定した足場で打診を行えるため、風の影響が少ない日であれば安全性も高めやすいといえます。

ただし、ゴンドラを設置するための装置やスペースが必要となり、建物の形状によっては大掛かりな準備が発生する場合があります。

作業効率が上がりやすい反面、設備リース費や操作にかかる人件費などが合計費用を増やす要因になるのです。

ブランコを使った調査

ブランコを使った調査は、足場を組む必要がなく、狭い場所でも作業が可能という特徴があります。(現在は採用している業者は少ない)

他の工法に比べて短期間での点検が期待できますが、技術力のある業者を選ばないと事故や不完全な調査を招きかねない点に注意が必要です。

ブランコを使った調査を検討する際には、業者の経験や実績を確認するようにしましょう。

外壁打診調査を選ぶ際のポイント

外壁打診調査を選ぶ際のポイント

ここでは、外壁打診調査を選ぶときに注意すべきポイントを解説します。複数の要素を総合的に判断して、最適な方法と業者を見極めることが重要です。

目的

まずは、調査の目的をはっきりさせることが大切です。

調査コストの節約を最優先にしたいのか、それとも外壁の美観維持や資産価値の向上を意識するのかで、工法や調査範囲が変わる可能性があります。

例えば、タイルの剥落事故を予防するために徹底的に点検するなら、足場を使った綿密な調査が選ばれることが多いです。

一方で、緊急性は低いが全体の状態を素早く把握したいなら、高所作業車やブランコを使った調査も選択肢に入るでしょう。

このように目的に合った工法を採用すれば、不要な費用や時間をかけずに済みます。

費用

外壁打診調査には足場費や人件費などさまざまなコストが発生し、建物の規模や工法で総額に大きな差が出ます。

例えば、仮設足場を要する調査は安定感がある一方で費用が高い傾向があります。

反対に、ロープやブランコでの調査は安く済むこともある反面、安全管理体制が不十分な業者を選ぶとリスクが高まるため注意が必要です。

複数の業者から見積もりをとり、費用内訳や調査範囲を比較することで、費用対効果の高い選択がしやすくなります

極端に安い見積もりには、後から追加費用が発生する場合もあるため確認が必要です。

期間

調査に要する期間は、足場の設置と解体の有無、外壁面積、建物の高さによって大きく異なります。

短期間で終わる工法でも、天候不良や建物形状に左右されて作業が難航することもあるので、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります

居住者がいるマンションやビルの場合、工期が長いと騒音やプライバシー面で住民負担が増すかもしれません。

高所作業車やロープを使う調査は比較的短期で終わることが多いですが、車両の停車スペースやロープ固定場所の確保といった課題もあります。

期間を重視するなら、調査目的にもよりますが赤外線調査・ドローン調査も選択肢に入れて検討すると良いでしょう。

精度

外壁打診調査の精度は、作業者の熟練度や使用する工具によって左右されます。

全面をしっかり叩く必要があるならロープを使ったロープアクセス工法での調査でも熟練のスタッフが丁寧に点検すれば、遜色ない結果を得られる可能性があるため、一概に足場を使った調査のほうが優れているとは言い切れません。

調査手法だけでなく、報告書の形式や写真・動画の提供など、結果をどのように可視化するかも精度に影響します

業者がこれまでの事例や専門資格を持っているかを確認し、信頼性の高いところを選ぶことが精度向上のカギとなります。

外壁打診調査の流れ

外壁打診調査の流れ

ここでは、実際に外壁打診調査を依頼するときの基本的な流れを解説します。スムーズに進めるためには、業者とのこまめな連絡や事前準備が欠かせません。

【外壁打診調査の基本的な流れ】

  • 業者への問い合わせ
  • 見積もりの取得
  • 調査の実施
  • 報告書の作成

業者への問い合わせ

まずは外壁打診調査を手掛ける業者へ連絡し、建物の概要や調査目的を伝えます。

築年数や建物の高さ、外壁材の種類など、調査に必要となる情報は詳しく伝えるとスムーズです。

また、問い合わせ時に安全対策や過去の実績、使用する調査方法などを質問しておけば、業者選定が行いやすくなります。

特にロープ作業などリスクの高い工法を検討している場合は、保険加入の有無や資格保有者の配置状況なども確認しておくと安心です。

見積もりの取得

問い合わせ後、現地調査や資料確認を経て業者が見積もりを提示します。

人件費や足場、機材の使用料、諸経費などの内訳が明確かをチェックし、不明点は遠慮なく質問しましょう。

また、複数の業者から見積もりを取り寄せることで、費用相場や工事内容を比較しやすくなります。

単に安い金額を優先するだけでなく、調査範囲や安全管理に対する取り組み、報告書の質など総合的な視点で判断しましょう。

調査の実施

見積もりや契約内容に納得できたら、実際に外壁打診調査が行われます。

足場を組む場合は設置と解体に数日かかる可能性があり、ロープやブランコなら安全確認を徹底しながら作業を進めます。

調査期間中は、居住者や近隣への配慮が欠かせません。騒音や立ち入り制限などの注意事項がある場合は、事前に案内を行いトラブルを防ぎましょう。

また、天候不良などで作業が中断した場合はスケジュールが変動するため、業者と連絡を密にして進捗を確認することが大切です。

報告書の作成

調査後は、外壁の状態や浮き・剥離の有無、今後の修繕が必要な箇所などをまとめた報告書を作成します。

写真や図面を添えて、どのような補修がいつ必要かを提案してくれる業者が多い傾向にあります。

報告内容が曖昧だと補修時期の判断や費用試算が難しくなるため、分かりやすい報告書を提供する業者を選ぶことが重要です。

報告書の完成後は、必要に応じて見直しや再調査を検討し、早めに建物の安全を確保する流れへ移りましょう。

まとめ

この記事では、外壁打診調査の費用内訳や工法の種類、選択時の注意点について解説しました。

調査費用は1㎡あたり200円〜700円程度と幅があり、仮設足場や人件費、機器使用料などさまざまな費用が含まれます。

建物の規模や高さによって大きく変動するため、事前の見積もり確認が重要です。

また、工法を選ぶ際は目的や期間、精度を考慮し、建物の状況に合わせて最適な方法を選択することが大切です。

Takaoプランニングでは、ロープ打診調査、赤外線調査、ドローン調査など、多様な外壁調査方法に対応しています。

豊富な調査実績を持ち、オフィスビルや集合住宅、病院など、さまざまな建物の調査経験があります。

現地調査から報告書作成まで一括して対応し、特定建築物定期報告にも対応可能です。お見積りは無料で行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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