外壁タイル赤外線調査の撮影角度
こちらは以前に岡山県で実施させて頂きました外壁調査(赤外線調査)の赤外線画像です。
「浮き」箇所がとてもわかりやすい画像ですが、この画像には問題があります。
赤外線カメラを扱っている方ならわかると思いますが仰角が45度以上ついております。
通常、赤外線画像を撮影する際はできるだけ仰角、水平角をつけないように撮影をしなければいけませんが、試しに角度をつけて撮影してみました。
下の画像はできるだけ水平になるように撮影した画像です。やはりこちらの画像の方がわかりやすいですが、
最初の画像でも温度分布は出ております。
放射率が極端に低下する角度は60度以上と言われおり、角度がつくと反射の影響を受けやすくなります。
但しこれだけの浮き箇所があると角度がついていてもはっきりとわかります。
またこちらの赤外線カメラはFLIR社のT1040という最高峰の赤外線カメラの機種を使用しており画素数は約80万画素となります。
画素数が高いカメラを使用していますので高精細な画像となりここまではっきりとしたキレイな赤外線画像を残す事ができています。