2020年8月【福島県】外壁調査(ロープアクセス工法)
- 外壁打診調査
日時 :令和2年8月
建物住所 :福島県福島市
調査面積 :13,770㎡(地上6階建て)
福島県福島市になる商業施設の外壁調査をロープアクセス工法にて実施いたしました。
面積も広かったので総勢8名のロープ高所作業員で取り掛かり、無事に終えることができました。
当建物はPC板で施工されているということもあり、下地劣化については比較的少ない状態でしたが、一部の箇所で集中して劣化が確認できました。
一般的に、PC判では「タイル膨れ」が確認されることがよくありますが(PC伴と躯体を繋ぐアンカーボルトが雨水等により腐食することで爆裂し、爆裂したアンカーにより上部のタイルが押し上げられる『タイル膨れ』が殆どの建物で確認されるが、同劣化は、劣化の中でも爆裂とともに最も落下危険度の⾼い劣化である)、当建物でも20枚程度「タイル膨れ」が確認されました。
これらについては作業員が撤去した為、タイル膨れからの剥落の危険性は排除できました。
しかしながら、手では撤去できない箇所もありましたので今後特に注意深く観察する必要があるとして上げさせていただきました。
また調査対象外ではありましたが、リーリング財の劣化や塗面についてもチョーキングを起こしている等の防水機能を果たす部位の劣化が顕著に表れていました。
今回の調査結果として、爆裂等による躯体劣化の進行が懸念されること、防水機能の低下から躯体劣化の進行が懸念れることを鑑みて、下地補修工事を実施した上、シーリング打替え工事や塗装工事等を実施し防水機能の回復を行う工事等を行うことをお勧めいたしました。
Takaoプランニングでは外壁調査のご依頼を全国どこでも承っております。
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