2022年6月【愛知県】オフィスビルの外壁調査(赤外線調査)
2022.06.21
- 外壁赤外線調査
日時 :令和4年6月
建物住所 :愛知県名古屋市
調査対象 :タイル面
調査目的 :特定建築物定期報告
愛知県名古屋市内のオフィスビルにて外壁調査を実施させていただきました。
外壁タイルを赤外線カメラで撮影した画像を解析した結果、浮きと思われる箇所は認められませんでした。
※赤外線カメラの温度差としては表れない薄い剥離や数枚の陶片浮きなどは感知できないこともあります。
今回の調査対象の建物のように、外壁面積の半分程度が窓ガラス(反射率の高い仕上げ材)で施工されている場合は、外壁面全体的に温度が高く表れます。
初歩的なことですが、温度が高い=浮いているというわけではありませんので、建物の状態や環境に応じて浮きの可能性があるかどうかを判断しないといけません。
また、手の届く範囲の打診調査にて浮きが見つかれば赤外線カメラで撮影し整合性を確かめたうえで赤外線調査をつづけることもとても重要となります。
今回の調査では緊急的に対応が必要な危険な箇所などはなかったことをまずは施主様に報告し、今後報告書にまとめご報告させていただきます。