【施工事例】大阪市でロープアクセス工法を使用したシーリング打替え工事【大阪市】2024年3月
- 補修工事
日時:令和6年3月
建物住所:大阪市
補修内容:吹付面 シーリング材の打替え、塗装(無足場工法)
■ ロープアクセス工法で狭小スペースでも問題なし!
令和6年3月、大阪市にてロープアクセス工法を使用したシーリング打替え工事を実施いたしました。
今回の施工現場は、建物が隣接しているわずか30cmの幅の狭小スペースで作業を行う必要がありましたが、
ロープアクセス工法を活用することで、無事に施工を完了することができました。
■ シーリング打替え工事とは?
シーリング打替えは、外壁や窓などの隙間を密閉し、防水性を保つための重要な作業です。
外壁に使用されたシーリング材は、経年劣化によりひび割れたり剥離、破断といった劣化に進行します。劣化した箇所より、
雨水の侵入を許し漏水などが発生する可能性があるため、定期的なシーリングの打替え工事が重要です。
■ ロープアクセス工法の活用
今回の現場では、隣接する建物との間にわずか200〜300mmの隙間しかなく、仮設足場の設置が不可能でした。
しかし、ロープアクセス工法を使うことで、狭小スペースでも安全かつ効率的に作業を進めることができました。
✅ ロープアクセス工法のメリット
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狭小スペースでも作業可能:足場設置が困難な場所でも、ロープアクセス工法なら人が通れるスペースがあれば作業可能です。
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コスト削減:足場を設置する必要がないため、コストの削減と工期の短縮が実現できます。
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安全性の向上:作業員は専用の安全装備を着用し、2点支持のロープ方式で作業するため、高い安全性を確保できます。
■ シーリング打替え工事の施工内容
今回のシーリング打替え工事では、以下の作業を行いました:
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吹付面のシーリング材の打替え
既存のシーリング材を撤去し、プライマー塗布、新しいシーリング材でしっかりと打替えを実施しました。 -
塗装工事(無足場工法)
無足場工法を活用し、足場を設置することなく、効率よく塗装作業を行いました。
これにより、周囲の建物や環境への影響を最小限に抑えつつ、作業を進めることができました。 -
使用したシーリング材
ロープアクセス工法でのシーリング打替え工事では、1液のシーリング材を使用させて頂いております。
これにより、撹拌作業の工程を省き、作業がスムーズになります。
■ 作業の難易度と職人の技術
30cm幅の狭小スペースでの作業は非常に厳しい状況でした。
ハーネスが壁との摩擦で傷むことや、作業後にはハーネスを外さないと外に出られないというような困難な状況の中、
職人の技術と安全管理により、無事に作業を完了することができました。
■ ロープアクセス工法によるシーリング打替え工事の重要性
狭いスペースや足場を設置できない場所での外壁補修工事では、ロープアクセス工法が最適な選択肢となります。
仮設足場を使わず、高い技術と安全管理で作業を進めることで、施工期間を短縮し、コストも削減することができます。
また、建物への影響を最小限に抑えながら作業を行うため、居住者や施設利用者への配慮も忘れません。
■ まとめ
ロープアクセス工法によるシーリング打替え工事は、狭小スペースや足場設置が難しい現場でも
効率的かつ安全に施工することができる非常に有効な方法です。
今回のような高難度の作業も、適切な工法と高い技術力でしっかりと対応いたします。
今後、外壁の劣化やシーリング打替えが必要な場合には、ぜひロープアクセス工法をご検討ください。
Takaoプランニング株式会社では、シーリング打替えから外壁補修工事まで、
さまざまな建物の補修・メンテナンスを一貫してサポートしています。