ドローンによる外壁調査Drone-based exterior wall inspection
- トップページ
- ドローンによる外壁調査
ドローンによる外壁調査
ドローン外壁調査の料金
外壁㎡単価 180円~400円
上記の㎡単価は外壁面積が1000㎡以上の場合です。
現場調査+報告書内容
- 調査概要
- 損傷立面図
- 代表的な損傷写真
- 調査状況写真
ドローンによる外壁調査
弊社では、地上から撮影をする外壁赤外線調査に加え、ドローンを利用した外壁赤外線調査を行なっております。
ドローンに搭載した赤外線カメラで外壁タイルやモルタル面等の赤外線撮影をする事で地上設置の赤外線カメラでは撮影に限界があるような建物ではドローンの適用が効果的となり調査の精度が向上するケースがあります。
また外壁面の赤外線調査だけではなく、人がアクセスしにくい所からの建物や構造物のドローンによる劣化調査等、これまで弊社が赤外線カメラにて豊富な実績を積んできた経験の付加価値として、新たなサービスを御提供できるものとなっております。
経験豊富なドローン操縦士(パイロット)が操作することで、安全かつ 精密な調査が可能になります。
弊社では実績がある二等無人航空機操縦士が調査をさせて頂きます。




外壁全面打診等調査に対応
10年毎に定められている外壁全面打診等調査(建築基準法第12条点検)の外壁調査は、ドローンを活用することも可能です。
外壁調査の方法には打診調査(ロープアクセス工法)、地上からの赤外線調査、ドローンによる赤外線調査といった調査方法があり、弊社では3パターンのお見積もりから比較検討して頂く事も可能です。
なお、令和3年6月に閣議決定されたドローンによる外壁調査は、国土交通省が行った実証実験から、従来の手法である打診調査と同等以上の精度を持つことが確認されており、令和4年4月1日にドローンを使用しての外壁赤外線調査のガイドラインが施行されました。
この閣議決定により、12条点検での外壁調査の選択肢が広がり、建物所有者や管理者は状況や予算に応じた調査方法を選択できるようになっております。
ドローンを使用した調査ではこんな事が
可能となります
撮影したい高さ、
位置で空撮が可能
地上から赤外線カメラで撮影する場合、高層のマンション等の建物はどうしても角度がついてしまう為、外壁調査の精度が落ちてしまいます。(地上から撮影する場合その高さの長さ分、距離をとるのが理想です)
ドローンで撮影したい高さまで飛ばし空撮する事で、理想な角度、距離での撮影が可能となります。(飛ばせる高さは地上より150mまでは許可の必要がありません)
またひび割れ等の劣化の確認も、通常地上から双眼鏡を利用しますがドローンを飛ばす事で損傷をより近くで撮影できる為、損傷をより正確・鮮明に記録する事が可能となります。
屋上の撮影もでき、
建物の劣化度合いがわかる
建物の大規模修繕は竣工から12年~14年目で行なう事が多いかと思いますが、そのタイミングで外壁関係全ての修繕工事を行う必要がない建物も中にはあります。
大規模修繕工事となりますと数千万円~数億円必要になってくる事が多いです。事前の調査をせずに大規模修繕を行なう事により、不要な経費の支出となる事も少なくはありません。
どの程度劣化しているのかを、ロープ打診でタイルの外壁打診調査を行い、さらにドローンにて屋上の防水等の状況を確認する事で 建物にどの程度損傷があり、またいつ補修工事をすべきかの判断材料となります。
建物の修繕コスト
削減の為に・・・
これまで、外壁調査をさせて頂いた中で、定期的な外壁調査や、20~30年大規模修繕を行なわず、漏水が発生する度に補修を行なうといった建物の所有者様は多くおられます。
タイルのひび割れやシーリングの劣化は、雨水の室内への漏水や、コンクリート内部の鉄筋の腐食に繋がる要因となり、特に鉄筋が腐食すると鉄筋の体積が膨張し、コンクリートやモルタルが爆裂し、その結果外壁が地上へ落下する危険性があります。
すなわち日々のメンテナンスや、計画的な補修を怠った事により莫大な修繕費が必要となったり建替える事しか選択肢がなくなる可能性もあり得ます。
建物の資産価値を維持する為にも定期的な外壁等の劣化調査を行う事は、長期的な観点からみると非常に有効な手段と言えます。
ドローン調査のメリット
- 赤外線カメラも搭載できる。※但し地上からの赤外線カメラ(FLIR T1040)と比べスペックが落ちる。
- 足場を設置した場合と比べるとコストを大幅に削減可能。
- 超高層建物の場合は地上より行う赤外線カメラでの撮影の角度と比べ理想的な角度で撮影可能。
- 非接触で広い面積を短時間に調査出来るので作業効率がよい。
- 判定値は静止画像・動画として記録・保存・再生が可能。
ドローン調査のデメリット
- 弊社が通常使用している赤外線カメラ(FLIR T1040)よりスペック(熱画像解像度)が落ちる
- 天候に左右される。(強風や雨天時には撮影不可)
- ドローンを飛ばすまでに計画、段取りに少しですが手間がかかる。
- 外壁調査壁面とドローンとの間に障害物がある場合は測定できない。
- ドローンを飛ばせる場所には制限がある。

弊社で使用しているDJI社 Matrice30T
弊社では、ドローンを使った外壁調査に対応しており、撮影は、空撮実績のある二等無人航空機操縦士が撮影しております。
また赤外線撮影においてもITC赤外線サーモグラファー(レベル1、レベル2)又は赤外線建物診断技能士が撮影~解析を行います。
- 関連コンテンツ
- ドローンによる外壁調査方法とサービスの市場規模を徹底解説
ドローン調査のお問い合わせ
~調査実施~報告書作成まで
ドローン調査がどのように行われるか、お問い合わせ~計画~調査実施~報告書提出までの流れとなります。
-
お問い合わせ、概算見積
①お見積もりフォームよりご依頼を頂ければGooglemap等で建物の状況確認を行い概算お見積もりをご提出させて頂きます。
※ロープアクセス工法、地上からの赤外線調査のお見積もりも併せてご提出させて頂けます。
-
現地下見調査
②調査対象建物がドローンでの飛行が可能かの確認をさせて頂きます。
問題無さそうな場合は無償にて現地下見調査を行います。※飛行禁止区域等の問題があり飛行が難しい場合は赤外線調査やロープアクセス工法でのご提案をします。
-
本見積の提出
③現地下見調査をさせて頂きましたら本見積書のご提出をさせて頂きます。
ご発注を頂けましたら
・外壁調査日の調整
・居住者様へのご案内の掲示
を行い調査を行います。 -
調査実施
④ドローンでの調査実施
ドローン調査日は居住者様、通行人の方への安全に気を付け作業を進めさせて頂きます。
殆どの規模の建物を1日~2日で実施させて頂きます。
強風ではない晴れ・晴れ時々曇りの日の実施となります。 -
報告書提出
⑤ドローンでの調査が完了しますと、通常4週間~6週間を目安に報告書のご提出となります。
※飛行禁止区域等の問題があり飛行が難しい場合は赤外線調査やロープアクセス工法でのご提案をします。
-
劣化箇所の補修
⑥調査にて確認できた危険な箇所はロープアクセス工法で撤去、補修が可能となります。
ドローン調査で気になった箇所におきまして、ロープアクセス工法で再調査(詳細調査)を行い、補修対応をさせて頂いております。
ドローン外壁調査に関するFAQ
- ドローンによる外壁調査はどのように行われるのですか?
-
外壁調査は建築基準法第12条(特定建築物定期報告制度)に基づいて、一定の条件を満たす建物には義務があります。
特に、竣工後及び大規模修繕から10年以上経過した建物に対して、定期的な外壁全面打診等調査が義務付けられています。
タイルの剥落といった人的被害を引き起こさない為にも調査が必要となります。 - ドローン調査のメリットは何ですか?
-
ドローン調査の主なメリットは以下の通りです:
•安全性: 作業員の安全を確保できます。
•迅速な調査: 足場設置を省くことで、調査が短期間で完了します。
•高精度: 高解像度のカメラで、細かな外壁の劣化を確認でき、精度の高いデータを取得できます。 •コスト削減: 足場やゴンドラなどの仮設が不要になり、費用が削減されます。 - ドローン外壁調査はどんな建物に適していますか?
-
ドローン外壁調査は、高層建物やアクセスが難しい建物に特に適しています。
ただし、電線が多かったり、狭いスペースでの調査は困難となり、飛行時の敷地は比較的広い方が調査に適しております。 - どのような状況でドローン調査を行うのですか?
- ドローン調査は地上からの赤外線調査では撮影角度がついてしまう高層ビル等での外壁全面打診等調査(12条点検)や屋上が陸屋根ではなく人がアクセスする事が困難な場合に適しています。
- ドローンによる外壁調査はどれくらいの時間がかかりますか?
- 調査時間は建物の規模や外壁の状態によりますが、通常のマンションやビルの場合、1日〜2日で調査が完了します。
- ドローン外壁調査の料金はどのくらいですか?
-
ドローン外壁調査の料金は、建物の規模や調査範囲によって異なります。
お見積もりは無料で提供しており、詳細な料金についてはお問い合わせいただければ、ご案内いたします。 - 調査結果はどのように提供されますか?
-
調査結果は、ドローンで撮影した高解像度の画像をもとに、外壁の劣化状態を詳細に記載した報告書(PDFやファイル綴じ)として提供致します。
また、必要に応じて、劣化が確認できた場所をロープアクセス工法で再調査や補修も可能です。 - 天候の影響を受けますか?
- ドローン外壁調査は、強風や悪天候、雷雨などの天候には影響を受けることがあります。また赤外線調査の場合は晴天時でないと調査は行えません。