埼玉県久喜市|外壁タイル面の赤外線調査+ドローン屋根調査を実施|
- 外壁赤外線調査
埼玉県久喜市にて外壁タイル面の赤外線調査+ドローン屋根調査を実施しました
埼玉県久喜市にて外壁タイル面の赤外線調査とドローンによる屋根調査を実施しました。
建物の安全性と長寿命化のため、外壁と屋根の両面から総合的な点検を行っております。
調査概要
-
調査場所:埼玉県久喜市
-
調査対象:外壁タイル面・屋根(勾配屋根)
-
調査方法:赤外線サーモグラフィ調査+ドローン空撮調査+目視確認
赤外線調査の結果
外壁タイル面を赤外線サーモグラフィで調査した結果、一定数のタイル浮きやひび割れが確認されました。
これらの症状は、放置するとタイルの剥落や外壁内部の損傷に発展する可能性があるため、早期の補修計画が重要です。
ドローンによる屋根調査
今回の建物は陸屋根ではなく勾配屋根であり、屋上に直接上がって詳細確認を行うことが困難でした。
そのため、ドローンを活用して空撮調査を実施しました。
主な確認結果
-
ドレーン(排水口)の詰まり
-
屋根の排水口であるドレーンにゴミや落ち葉が溜まり、排水がスムーズに行われていない箇所がありました。
-
ドレーンの詰まりは、雨水が屋根面に滞留し、漏水や防水層の劣化を招く主要な原因となります。
-
-
コケの発生
-
屋根表面にコケが繁殖しており、美観の低下だけでなく、防水層の劣化を早める恐れがあります。
-
ドレーン詰まりの危険性について
ドレーンは屋根やバルコニーなどに溜まった雨水を排水する重要な設備です。
詰まりが発生すると以下のリスクが高まります。
-
漏水の発生:滞留した雨水が防水層の隙間から侵入し、室内に雨漏りが発生する可能性があります。
-
防水層・下地の劣化:常に水が溜まることで、防水層や下地コンクリートの劣化が急速に進みます。
-
構造体への影響:長期間放置すると鉄筋腐食や躯体損傷へとつながります。
ドローン活用による定期メンテナンスの重要性
屋根形状や安全面の理由から容易に屋上へ上がれない建物の場合、ドローン調査は非常に有効です。
高所作業のリスクを減らしながら、定期的に状況を確認することで、建物の長寿命化と将来的にかかる修繕費用の抑制が期待できます。
まとめ
今回の調査では、外壁と屋根の両方において早期対応が望まれる症状が確認されました。
当社では、赤外線調査+ドローン調査を組み合わせた総合診断により、安全で確実な建物管理をご提案しています。
また診断、調査にて確認できた劣化、損傷箇所をロープアクセス工法等で補修も可能となっております。
埼玉県で外壁や屋上の診断、調査をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。