東京都町田市|外壁タイル赤外線調査|集合住宅|シーリング劣化|2025年7月
- 外壁赤外線調査
2025年7月、東京都町田市にて集合住宅の外壁タイル面の赤外線調査を実施しました。
今回の調査では、赤外線サーモグラフィと打診調査を併用し、外壁タイルの浮きやシーリングの劣化状況を詳細に確認しました。
調査概要
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調査場所:東京都町田市
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調査対象:集合住宅の外壁タイル面
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調査方法:赤外線サーモグラフィ調査+打診調査+目視確認の併用
主な調査結果
・広範囲で浮いているタイルが3箇所で確認されました。
そのうち1箇所は赤外線調査でも明確に反応があり、いずれも目視で分かるほどの膨れを伴っていました。
この状態はタイルの剥落のリスクが高く、早急な是正が必要と判断いたしました。
同じくエレベーターシャフト壁面でも全体的に浮きが集中していました。(EVシャフトは比較的浮いている傾向が多いです)
現時点では膨れは見られないが、安全面の観点から注意が必要と考えられます。
・シーリングの劣化
建物の防水性能を維持するうえでシーリング材は重要です。各面で剥離や欠損等の劣化が確認されました。
防水機能が低下すると、壁面や躯体内への雨水侵入のリスクが高まり、さらにコンクリート爆裂やタイル膨れの原因となります。
修繕のご提案
今回の調査結果を踏まえ、下記の修繕対応の優先順位が高いと判断。
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外階段壁面およびEVシャフト壁面のタイル浮き補修
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建物全体のシーリング打ち替え工事
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必要に応じた防水工事の実施
これらの対応により、安全性の向上と建物の長寿命化が期待できます。
まとめ
外壁タイルの浮きやシーリング劣化は、放置すると落下事故や躯体損傷といった重大なトラブルにつながります。
当社では、赤外線調査と打診調査を組み合わせた高精度の外壁診断を行い、懸念点があった場合は
ロープアクセス工法等で打診調査(詳細調査)を実施、浮きなどの劣化の修繕計画をさせて頂き
ロープアクセス工法で修繕を実施
という調査~補修まで実施させて頂いております。
関東地区でしたら東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県等
外壁全面打診等の定期調査や修繕計画の立案をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。